人気ブログランキング | 話題のタグを見る

初めての交流試合

週末、久しぶりに空手の試合があった。
試合といっても県大会のような大きなものではなくて、同じ支部(市内)の3つの道場に通う道場生同士で試合を行う、交流試合だ。
県大会では、同じ支部の道場生が試合をしていると、コートの周りを囲んで仲間として皆で応援するが、この日はその仲間が対戦相手となる。

交流試合は基本的に全員参加なので、我が家の2人も参加。
春には、試合が怖くて空手を辞めたいと言っていたりょう。今回も最初「ちょっと怖い・・・」と渋っていたが、「いつもみたいな大きな大会じゃないんだし、練習試合だと思ってやってみればいいよ」と説得した。

ちなみに、我が家が交流試合に参加するのは初めて。というか、支部内交流試合が行われること自体、数年ぶりなのだ。
なのでママも、実は勝手がよく分からないのだけど023.gif

初めての交流試合_c0048142_1333301.jpgりょうは「小学3年男子の部」のトーナメントにエントリーされていた。年齢ごとにまとまってトーナメントが組まれるのだが、この「小学3年男子の部」は8人いて、他の組よりも人数が多かった。
優勝するには3勝しなければならない。

一方、すずは「小学3・4年女子の部」。こちらはエントリーが2人しかおらず、1勝すると即、優勝。負けても準優勝012.gif
気分的にはすずの方がラクだが、1試合しかできないのはちょっともったいない気もする。せっかくの交流試合だから、練習の意味でもう2試合くらい体験できればいいんだけど。

まぁ、りょうも初戦で負けてしまえばそれっきりなので、いつまでたっても実戦に慣れないんだけどさ。
もっと実戦の経験を積んで、場の雰囲気にも技術的にも慣れることができればいいんだけどなぁ。
勝たなきゃ先に進めないから、実戦でのコツが掴めない。でもその「勝つ」ことがなかなか難しい。
どうすりゃいいのか・・・050.gif

それはともかくとして、先に出番が来たのはりょうだった。りょうの対戦相手は、いつも道場で一緒に練習しているお友達。
いつもやる気満々で一生懸命練習している子なので、りょうがどこまで持ち堪えられるか、彼を励ましながらも正直不安だった。前回みたいに一蹴りで秒殺されないといいけど008.gif

だがこちらの心配に反し、りょうは今までになく頑張った。
試合開始の声がかかっても、今までは足がすくんで突っ立っている状態だったけど、今回は自ら前に突進していった。
力はまだ弱いけど自分なりに技も出そうとしていたし、相手の技もちゃんとガードできていて、技ありを取られることもなかった。結果、1分半の試合を最後まで戦いきったのだ。
毎回、技あり一本で負けてしまうりょうにとって、これは大きな進歩だった。

5人の審判による判定に持ち込まれた勝負は、相手3、引き分け2で、お友達の勝利となった。
負けてしまったし、りょうに上がった旗は1本もなかったけど、引き分けと判定した審判が2人いたということは、りょうもそれなりに、互角と見せられる試合をしていたということだろう。
春から実戦基礎の練習を1日増やして、週3日通ってきた成果がちゃんと出たのだと、パパもママも感じた。

そうは言っても、りょうは戻ってきて、しばらく泣いていた。今までとは違う手応えを感じたからこそ余計に悔しかったのか、「これだけやってもやっぱり負けるのか」と落ち込んだのか。彼にとって、一勝はまだまだ遠い。
でも今回の負けは、いつものと同じ負けじゃない。前回はあっという間に試合が終わってしまって、泣くだけの余韻もなかったくらいなんだから(笑)。

「あんなんでよかったのかな、負けちゃったけど007.gif」と何度も言うので、「前より全然良かったよ!絶対に次につながるから、自信持って、次はどうすればいいか考えよう049.gif」と、こちらも何度も励ました。

その後かなりの時間が経って、すずの出番が来た。こちらは初戦だけど、「小学3・4年女子の部」の決勝戦(笑)でもあるので、試合開始時間が遅めに設定されているのだ。
相手は他の道場の女の子。すずは顔を見知っているらしいが、ママは初めて見る女の子だった。

すずも緊張はしていたようだが、「自分は前に一度勝ってる」という自信からか、なんとなく落ち着きすら感じられた。
勝ってるといってももう半年以上前のことなのに、やはり1勝するというのは、精神的にこれだけの違いを生むものなのか

試合でも、結構積極的に攻めていた。ただ、技がなかなか決まらない(本人は技を出しているつもりなのだろうが、決定打がなく分かりづらい)のと、スタミナが足りないのが、見ていてよく分かった。
1分を過ぎると足が全く前に出なくなり、手の動きも鈍ってきた。最初に勢いがあっただけに、そのギャップは目立ち過ぎた。結局、こちらも判定に。

すず3、相手1、引き分け1でなんとか勝つことができた。が、課題も見える勝ちとなった。
とにかく技ありを取れるようにしないとダメだ。それに、1分半動き続けられるだけの体力をつけなきゃ。

今回の判定が仮に、すず2、相手1、引き分け2だった場合、延長戦となるのだ。どちらかに旗が3本上がらないと、勝敗は決まらないのである。延長戦になっていたら、すずが勝てたかどうかはかなりアヤしい。
本人もそれは分かっていたようで、「延長になってたら負けてたかも」と言っていた。勝てば勝ったで、求められることも高度になるし、勝ち続けることも難しくなっていく。

初めての交流試合_c0048142_1334744.jpgそれでも、すずは一応優勝。賞状と賞品を貰い、スタッフの大人達から高々と胴上げされるというスペシャルプレゼント(笑)までいただいた。
生まれて初めての胴上げは「ちょっと怖かった」と言いながらも、やっぱり嬉しそう。

りょうはそれを見て、また涙007.gif
同じ一戦で、かたや優勝、かたや初戦負け。母親からすると、この違いはさすがにちょっと酷だった。りょうもりょうなりに、成長していたのが見えただけに、ね002.gif
常に周囲から「頑張れ、頑張れ」と言われ続けてしまうけど、彼は彼のペースでちゃんと頑張っているのだ。

でも、これが勝負事というものなんだから、しょうがない。
りょうにはこれに腐らず、今回出来たことに自信を持ってほしいなあ。諦めないでコツコツ続ければ、きっと先が見えると信じたい。
すずは逆に自信をつけたようだから、それに慢心せず、どんどん技を身につけて実戦で活かしてほしい。今のままじゃ、勝ち続けるのは厳しいだろうし。

交流試合は、普段仲良くしているお友達と対戦することになるから、多少気まずいことも正直ある。
それでも、こういった練習の場はやっぱり大切だし、もっともっと増えるといいなぁと実感した。
ママのやってるブラスバンドの演奏でもそうだけど、場馴れすることって、どんな本番でもとても重要。
何度も経験を積んで皆で鍛錬することが、きっと支部全体のレベルアップにもつながっていくはずだ047.gif

やっぱり、参加してよかった043.gif

by suzuryo0917 | 2010-10-26 13:58 | 我が家のイベント