♪音楽三昧♪の夏休み
世間はお盆で、皆さん何処かへお出かけでしょうが。
我が家は既にお出かけも一通り完了し、残すはママの実家への帰省のみ。帰省というほどの距離でもないけど。
そのせいか、気分的にもなんとなくのんびりモードだ。
この夏は、EXILEのライブやクラシックのコンサートと、ママにとっては音楽漬けだ。ブラスバンドの練習も、比較的頻繁に顔を出しているし。
音楽は大好きだから、全然苦にはならないけどね。
青島先生のコンサートは非常に趣向が凝らされていた。物語とオペラと演奏を組み合わせて、お話が進むごとにテノール歌手が歌ってみたり、お話の雰囲気にあった曲を演奏してみたり。
内容はバリバリのクラシックなんだけど、子ども達は物語に引き込まれて、退屈することもなく集中して聴いていた
最後に演奏された有名な「ボレロ」も、普通のオーケストラなら登場しないような管楽器もたくさん出てきて、1人1人がソロでメロディーを繰り返していくから、ママとしても新鮮で最高に良かった。
EXILEはEXILEで、ボーカルATSUSHIの圧倒的な歌唱力に聴き惚れてしまった。
好きな曲もたくさんあるし、ノリのいい曲は最高に盛り上がるし。今回のライブのおかげで、ようやく14人のメンバー全ての顔と名前が一致した
7万人(!)の観客が灯すペンライトの海は、まさに筆舌に尽くしがたい。スタジアムのライトも消えて、青い光だけが満天の星のように瞬くのを見ると、本当に言葉を失ってしまう。その光の海の中で、ATSUSHIがバラードなんか歌っちゃった日には!!(笑)
しかも最後の曲が「愛すべき未来へ」という壮大なバラードだったのだけど、その満天の星の中で、ATSUSHIは歌う前にこう言ったのだ。
「今日は広島に原爆が落とされた日でもあります。今日来てくれている皆さんや世界中の人達がずっと平和であり続けるように、そして原爆や戦争で亡くなられた方達への思いを込めて、この歌を歌います」
ちょうどその日が8月6日だった故の発言なのだが、広島で生まれ育ち、8月6日にいろいろな思い出のあるママは、ちょっとグッときてしまった。
こんなにノリよく盛り上がってきたライブの最後に、しかも客はそんなことに興味もなさそうな若い人ばっかりなのに、敢えてこんなことを言うなんて!ATSUSHIかっこ良すぎる
なんだか最後はジワジワと嬉しさがこみ上げるような、今までに経験したことのない感覚を味わったライブだった。
EXILEもクラシックも、ジャンルは全然違うけど、生の演奏は迫力がCDと比べて段違いだ。行く度に様々な感動をもらえるから、ライブはやっぱりやめられない。
夜のライブだと子供達を預かってもらわなければならないので、そうしょっちゅう行くことはできないけど。
EXILEなら、そろそろ子連れでも行けないことはないが・・・すずもりょうもEXILE好きだし、実際に家族連れもいたし。
でも、チケット代がね・・・
話は変わって。
音楽漬けの一環と言うべきか、先月はすずとりょうのピアノの発表会もあった。5月から個人レッスンに切り替えて、わずか2カ月後の発表会だった。
他の生徒さん達はおそらく、5月には発表会で演奏する曲も決まって練習を始めていたはずで、我が家の2人は明らかに遅いスタート。だから、今年は焦って発表会に出る必要もないだろうと、ママはのんびり構えていた。
個人レッスンになってから、2人とも担当の先生も変わっている。それぞれが別の先生に教わっているので、先生やレッスンの雰囲気に慣れてからでいいやと思っていたのだ。
が、2~3回レッスンを終えた5月末、すずの先生もりょうの先生も「発表会、出ませんか?この調子なら7月までに間に合いそうですから」と言い始めた。
え?マジで?!と、正直ちょっと躊躇した。だって、ママがハッパかけないと、2人ともなかなか練習しなさそうなのが分かってたから(汗)。ハッパかけるのも楽じゃないんだもん。
発表会の出演料だって、2人分だと結構な額だしさ。
でも、2人とも先生に誘われて、すっかりその気になってしまっている。
それに、先生が「出られますよ」と言って下さっているのに、親が「いや、出させません」と固辞するのも変な話で。逆ならともかく。
それで、レッスンで使っているテキストからそれぞれが2曲ずつを選曲し、練習が始まったわけだが、しばらくの間は2人とも「ステージに立つ」という実感がまったく湧かないようで、実にダレダレな練習ぶりだった。
まぁ、去年までのグループレッスンの発表会のイメージしか、彼らにはないからね。
グループレッスンの発表会は6~7人でのアンサンブル形式で、しかも弾くのは右手のみ。ママは事前に楽譜を見ているから、2人がどんな旋律なのか把握できているけど、そうでないパパやジジババ達は多分、ステージ上で弾く2人を見ても、誰がどんなメロディーを弾いているのか分からなかったと思う。
ぶっちゃけ、ちょっとくらい間違えてもごまかしが効いてしまいそうな感じだったのだ。
曲のレベルも、2人にとっては少し簡単なことが多かったから、家である程度練習すればもう弾けてしまって、正直なところ、少々ナメてかかっていたところもあった。
ママもそれが分かっていたので、去年までは「弾けて当たり前」みたいな感覚で、発表会といってもそれほど焦ることもなかったのだった。
ところが、今年からはソロで弾くことになる上に、準備期間も短い。おまけに2人が選んできた曲は、普段のレッスン用テキストの曲とは言え、春まで弾いていたものよりは明らかにレベルが高かった。しかも、1人2曲もある
こんなのを弾くのに、今までと同じペースで練習してたんじゃ、絶対に本番までに間に合わない!本人達のダレダレぶりを見るにつけ、ママの方が焦るばかりだった。
2人はママのそんな焦りも知ってか知らずか、「夏休みに発表会あるんだー」とのんきに周囲に宣伝して回る始末(汗)。ジジババはもちろん、春までお世話になっていたグループレッスンのクラスの先生や、学校の担任の先生まで聴きに来てくれることになってしまっていた。
宣伝するだけしておいて、自分達の演奏がボロボロだったらどうするつもりなんだ、まったく。
こちらがワーワー言っても、2人の態度はなかなか変わらない。いい加減、ママも怒り飽きて、ついには「まぁ好きにすれば?どうせお母さんの発表会じゃないし、あんた達が弾けても弾けなくても関係ないから。お客さんたくさん呼んでおいて間違えまくっても、恥ずかしい思いするのはあんた達だからね」と、突き放した。
口うるさいと嫌がるくせに、突き放されると不安になるようで(笑)。それ以来、すずは地道に練習し始めた。
技術的に指は動くようになったが、元来の上がり性のため、ママとりょうがお客さんとして横で見ているだけで、指がもつれて、いつもなら間違えない箇所を間違えてしまう。
緊張するのは仕方ないけれど、人前でどれだけ自分のペースを保てるかが課題だった。
気が向けばピアノに向かうが、あれこれ気が散ってなかなか1つのことに集中できないりょうも、本番1週間前になってようやく、このままじゃヤバいと思い始めたらしい。突然、黙々と練習し始めた。
彼は、普段はあっちへフラフラ、こっちへフラフラしているけれど、いったんコレと見定めると、その集中力はかなりのもんなのだ。2~3日真面目に練習した結果、ミスも減ってちゃんと聴けるレベルにまで到達した。
それなら最初から、そうやって真面目にやってくれりゃいいのに・・・
そんな調子で迎えた本番。ステージ裏では、2人ともかなり緊張していたらしい。
先生によると、りょうの方が珍しくソワソワしていたようで、「あ~、手が震える~」とか呟きながら、落ち着きなくウロウロ歩き回っていたんだそうだ。
それでもステージでは、2人とも予想以上に堂々としたものだった。
先に演奏したりょうは、少々間違えた所もあったけど、そのミスにうろたえることなく、すばやく演奏を立て直すことができた。ちゃんと指に力を込めて弾いていて、音量もしっかりしていた。
すずに至ってはほぼ完璧と言える内容で、客席からだと緊張しているようにも見えないくらいだった。毎日少しずつでも、地道に練習した結果が出て、本人も嬉しかっただろう。
ママはビデオ撮影に集中していて写真まで撮れなかったのだけど、カメラを覗きながら「へぇ~、2人ともなかなかやるなぁ」と、今日ばかりは2人を素直に褒めてあげたい気持ちになった。
約束通り、グループレッスンクラスの先生や学校の先生もお忙しい中聴きに来て下さり、花束まで頂いた。前クラスの先生からは「2ヶ月でずいぶん上達しましたね!よく弾けてましたね~」とお褒めの言葉も頂いて、すずもりょうも満足気に記念写真に収まっていた。
今回は準備期間が足りなかったけど、この発表会で2人が自信をつけてもっと欲を出してくれるようになったら、いずれはソロの他に、2人で連弾もできるかもしれない。子どもの頃、発表会でママが妹と連弾を演奏したように。
すずとりょうの連弾も、いつか聴いてみたいな~。
我が家は既にお出かけも一通り完了し、残すはママの実家への帰省のみ。帰省というほどの距離でもないけど。
そのせいか、気分的にもなんとなくのんびりモードだ。
この夏は、EXILEのライブやクラシックのコンサートと、ママにとっては音楽漬けだ。ブラスバンドの練習も、比較的頻繁に顔を出しているし。
音楽は大好きだから、全然苦にはならないけどね。
青島先生のコンサートは非常に趣向が凝らされていた。物語とオペラと演奏を組み合わせて、お話が進むごとにテノール歌手が歌ってみたり、お話の雰囲気にあった曲を演奏してみたり。
内容はバリバリのクラシックなんだけど、子ども達は物語に引き込まれて、退屈することもなく集中して聴いていた
最後に演奏された有名な「ボレロ」も、普通のオーケストラなら登場しないような管楽器もたくさん出てきて、1人1人がソロでメロディーを繰り返していくから、ママとしても新鮮で最高に良かった。
EXILEはEXILEで、ボーカルATSUSHIの圧倒的な歌唱力に聴き惚れてしまった。
好きな曲もたくさんあるし、ノリのいい曲は最高に盛り上がるし。今回のライブのおかげで、ようやく14人のメンバー全ての顔と名前が一致した
7万人(!)の観客が灯すペンライトの海は、まさに筆舌に尽くしがたい。スタジアムのライトも消えて、青い光だけが満天の星のように瞬くのを見ると、本当に言葉を失ってしまう。その光の海の中で、ATSUSHIがバラードなんか歌っちゃった日には!!(笑)
しかも最後の曲が「愛すべき未来へ」という壮大なバラードだったのだけど、その満天の星の中で、ATSUSHIは歌う前にこう言ったのだ。
「今日は広島に原爆が落とされた日でもあります。今日来てくれている皆さんや世界中の人達がずっと平和であり続けるように、そして原爆や戦争で亡くなられた方達への思いを込めて、この歌を歌います」
ちょうどその日が8月6日だった故の発言なのだが、広島で生まれ育ち、8月6日にいろいろな思い出のあるママは、ちょっとグッときてしまった。
こんなにノリよく盛り上がってきたライブの最後に、しかも客はそんなことに興味もなさそうな若い人ばっかりなのに、敢えてこんなことを言うなんて!ATSUSHIかっこ良すぎる
なんだか最後はジワジワと嬉しさがこみ上げるような、今までに経験したことのない感覚を味わったライブだった。
EXILEもクラシックも、ジャンルは全然違うけど、生の演奏は迫力がCDと比べて段違いだ。行く度に様々な感動をもらえるから、ライブはやっぱりやめられない。
夜のライブだと子供達を預かってもらわなければならないので、そうしょっちゅう行くことはできないけど。
EXILEなら、そろそろ子連れでも行けないことはないが・・・すずもりょうもEXILE好きだし、実際に家族連れもいたし。
でも、チケット代がね・・・
話は変わって。
音楽漬けの一環と言うべきか、先月はすずとりょうのピアノの発表会もあった。5月から個人レッスンに切り替えて、わずか2カ月後の発表会だった。
他の生徒さん達はおそらく、5月には発表会で演奏する曲も決まって練習を始めていたはずで、我が家の2人は明らかに遅いスタート。だから、今年は焦って発表会に出る必要もないだろうと、ママはのんびり構えていた。
個人レッスンになってから、2人とも担当の先生も変わっている。それぞれが別の先生に教わっているので、先生やレッスンの雰囲気に慣れてからでいいやと思っていたのだ。
が、2~3回レッスンを終えた5月末、すずの先生もりょうの先生も「発表会、出ませんか?この調子なら7月までに間に合いそうですから」と言い始めた。
え?マジで?!と、正直ちょっと躊躇した。だって、ママがハッパかけないと、2人ともなかなか練習しなさそうなのが分かってたから(汗)。ハッパかけるのも楽じゃないんだもん。
発表会の出演料だって、2人分だと結構な額だしさ。
でも、2人とも先生に誘われて、すっかりその気になってしまっている。
それに、先生が「出られますよ」と言って下さっているのに、親が「いや、出させません」と固辞するのも変な話で。逆ならともかく。
それで、レッスンで使っているテキストからそれぞれが2曲ずつを選曲し、練習が始まったわけだが、しばらくの間は2人とも「ステージに立つ」という実感がまったく湧かないようで、実にダレダレな練習ぶりだった。
まぁ、去年までのグループレッスンの発表会のイメージしか、彼らにはないからね。
グループレッスンの発表会は6~7人でのアンサンブル形式で、しかも弾くのは右手のみ。ママは事前に楽譜を見ているから、2人がどんな旋律なのか把握できているけど、そうでないパパやジジババ達は多分、ステージ上で弾く2人を見ても、誰がどんなメロディーを弾いているのか分からなかったと思う。
ぶっちゃけ、ちょっとくらい間違えてもごまかしが効いてしまいそうな感じだったのだ。
曲のレベルも、2人にとっては少し簡単なことが多かったから、家である程度練習すればもう弾けてしまって、正直なところ、少々ナメてかかっていたところもあった。
ママもそれが分かっていたので、去年までは「弾けて当たり前」みたいな感覚で、発表会といってもそれほど焦ることもなかったのだった。
ところが、今年からはソロで弾くことになる上に、準備期間も短い。おまけに2人が選んできた曲は、普段のレッスン用テキストの曲とは言え、春まで弾いていたものよりは明らかにレベルが高かった。しかも、1人2曲もある
こんなのを弾くのに、今までと同じペースで練習してたんじゃ、絶対に本番までに間に合わない!本人達のダレダレぶりを見るにつけ、ママの方が焦るばかりだった。
2人はママのそんな焦りも知ってか知らずか、「夏休みに発表会あるんだー」とのんきに周囲に宣伝して回る始末(汗)。ジジババはもちろん、春までお世話になっていたグループレッスンのクラスの先生や、学校の担任の先生まで聴きに来てくれることになってしまっていた。
宣伝するだけしておいて、自分達の演奏がボロボロだったらどうするつもりなんだ、まったく。
こちらがワーワー言っても、2人の態度はなかなか変わらない。いい加減、ママも怒り飽きて、ついには「まぁ好きにすれば?どうせお母さんの発表会じゃないし、あんた達が弾けても弾けなくても関係ないから。お客さんたくさん呼んでおいて間違えまくっても、恥ずかしい思いするのはあんた達だからね」と、突き放した。
口うるさいと嫌がるくせに、突き放されると不安になるようで(笑)。それ以来、すずは地道に練習し始めた。
技術的に指は動くようになったが、元来の上がり性のため、ママとりょうがお客さんとして横で見ているだけで、指がもつれて、いつもなら間違えない箇所を間違えてしまう。
緊張するのは仕方ないけれど、人前でどれだけ自分のペースを保てるかが課題だった。
気が向けばピアノに向かうが、あれこれ気が散ってなかなか1つのことに集中できないりょうも、本番1週間前になってようやく、このままじゃヤバいと思い始めたらしい。突然、黙々と練習し始めた。
彼は、普段はあっちへフラフラ、こっちへフラフラしているけれど、いったんコレと見定めると、その集中力はかなりのもんなのだ。2~3日真面目に練習した結果、ミスも減ってちゃんと聴けるレベルにまで到達した。
それなら最初から、そうやって真面目にやってくれりゃいいのに・・・
そんな調子で迎えた本番。ステージ裏では、2人ともかなり緊張していたらしい。
先生によると、りょうの方が珍しくソワソワしていたようで、「あ~、手が震える~」とか呟きながら、落ち着きなくウロウロ歩き回っていたんだそうだ。
それでもステージでは、2人とも予想以上に堂々としたものだった。
先に演奏したりょうは、少々間違えた所もあったけど、そのミスにうろたえることなく、すばやく演奏を立て直すことができた。ちゃんと指に力を込めて弾いていて、音量もしっかりしていた。
すずに至ってはほぼ完璧と言える内容で、客席からだと緊張しているようにも見えないくらいだった。毎日少しずつでも、地道に練習した結果が出て、本人も嬉しかっただろう。
ママはビデオ撮影に集中していて写真まで撮れなかったのだけど、カメラを覗きながら「へぇ~、2人ともなかなかやるなぁ」と、今日ばかりは2人を素直に褒めてあげたい気持ちになった。
約束通り、グループレッスンクラスの先生や学校の先生もお忙しい中聴きに来て下さり、花束まで頂いた。前クラスの先生からは「2ヶ月でずいぶん上達しましたね!よく弾けてましたね~」とお褒めの言葉も頂いて、すずもりょうも満足気に記念写真に収まっていた。
今回は準備期間が足りなかったけど、この発表会で2人が自信をつけてもっと欲を出してくれるようになったら、いずれはソロの他に、2人で連弾もできるかもしれない。子どもの頃、発表会でママが妹と連弾を演奏したように。
すずとりょうの連弾も、いつか聴いてみたいな~。
by suzuryo0917 | 2010-08-11 00:06 | 我が家のイベント