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お下がりの浴衣

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高校の家庭科の授業で手縫いした、私の浴衣。
20数年経って、まさか娘が着ることになるとは…

肩と裾を調整して、イマドキの可愛い帯小物を買ってやったら、娘もご満悦で着てくれた。
近所のお祭りにいそいそと出かけていきました060.gif

子供が着るにはちょっと地味な柄かな、と思ったけど、本人も気に入ってるみたいだし、まあいっか037.gif

私も感無量です016.gif

# by suzuryo0917 | 2011-07-26 02:06 | 双子ネタ

ご無沙汰のごあいさつ

お久しぶりです…。

久々にアクセスしてみたら、約半年ぶりのアクセスだった(汗)
くわばらくわばら(>_<)


年あけてから、いろいろありましたね。
地震、津浪、停電…

そろまでの考え方も価値観も、根底から覆されました。

このブログを放置している間に、私も家族も、いろんな意味で環境が変わりました。
話すと長くなるので、いちいち書きませんが(^_^;)
大変な事も、やってられないほど辛いことも多いけど、毎日頑張ってます。

だって、「命あってのモノダネ」だもんね。

悩みがあるのは、贅沢なこと。
生きてる事に感謝して、毎日を精一杯過ごさなければ。

今は、そう思ってます。

すずもりょうも、先月から4年生。
早いもので、もうすぐ生まれて10年が経とうとしています。
ここまで元気に生きてくれたことに、これまた感謝。

この機会に、そろそろ「育児日記」としてのブログは卒業しようかな…と考えています。

これからこのブログ、どうしようかな〜(^。^;)

# by suzuryo0917 | 2011-05-15 23:48

別れと出発

クリスマスも終わり、もう数日後には年があける。早いねぇ001.gif

いろいろネタはあるのだけど、やっぱり今日は…。
一昨日は、子供達の空手の稽古納めだった。
そして、りょうにとっては最後の稽古だった。

りょうは、5年通った空手を年内で辞める決断をしたのだ
前回、交流試合についてあんなに熱いコトを書いた後で、こういう結果になったのは非常に残念だけど…007.gif

下は5年前、2人が空手を始めて1カ月経った頃の写真。
すずは稽古を怖がってべそをかいている012.gif
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すずとりょうは生まれてから今まで、何をするにも2人一緒だった。家でも幼稚園や学校でも、習い事も全て同じ事をしてきた。
それが心強い時もたくさんあるけど、時にはお互いの足かせとなってしまうことも、最近は増えてきたのも事実だ。

周囲には当然比較されるし、親の私達だって、「2人は全く別の人格だから」と頭では判っていても、片方ができてもう片方ができないと「なんでできないの!?」となってしまう。
何より、本人達が一番、お互いを比較しているのだ。絶対に負けたくないライバルが、常に横にいる感じかな。

空手にしても、りょうはりょうなりに頑張ってはいるけれど、なかなか結果がついて来ない。
端から見れば「まだまだいくらでも努力の余地があるでしょ」と言われるかもしれないが、本人としては十分努力しているつもりだから、それ以上を求められてもどうすればいいのか分からないのだと思う。
隣ではすずが、少しずつだけど着実に前進を続けている。その様子を見るにつけ、りょうは近頃では、自分を卑下して卑屈になってしまっていた。

それでも今までは、「せっかくここまで頑張って来たのにもったいない」という名残惜しい思いもあったし、本人も稽古自体は嫌がらず通っていたから、「もう少しだけ」と様子を見続けてきたのだけど。
りょうが「自分は何をやっても下手なんだ」とあまりに強く思い込んでいるのを見て、ママ達もようやく腹をくくった。
「そろそろ、2人を別々の環境で自由にやらせてあげよう」

別れと出発_c0048142_13272042.jpg稽古納めは、大人から幼児まで50人近くの道場生が集まり、全員とひたすら組手を行った。1回1分の試合形式だけど、それを50回近くも繰り返すわけで、大人でも息が上がるハードな練習だ。
すずもりょうも大汗をかきながら、なんとか最後まで頑張っていた。

りょうは先生との組手で、この日が最後と知っている先生に、パーンと見事な蹴りを入れられてすっ飛んだらしい(ママはちょうどトイレに行っていて見られなかった008.gif)。先生らしい愛情表現だ。
りょうは衝撃と痛みと寂しさでベソをかきながらも、すぐに立ち上がって組手を続けていたそうだ。

稽古終わりは道場生全員が一人一人握手で挨拶を交わすのだが、最後にりょうは先生にハグされ、感極まってまたもや泣き出していた。
普段厳しく、ハグなんて絶対しそうにない先生がそんな事をしてくれたのを見て、ママもウルウルしてしまった。
なんだかんだ言いながらも5年続けてきたわけで、昇級審査などに一喜一憂した今までの事が、一気に思い出された。

まあ、すずはこれからも1人で空手を続けていくし、先生や仲間と完全なお別れってわけではないんだけど037.gif
もしかしたら、一度空手から離れてしばらくして、「やっぱりもう一度やりたい」とか言い出すかもしれないしさ(笑)。その時はまた、白帯からのスタートけど。

空手を辞めて1人だけボーっとさせとくわけにはいかないので、りょうは今月から新しく、体操教室に通い始めている。
格闘技のようなパワーや闘争心は彼には足りないけれど、身軽だし猿のようにどこでもスルスル上りたがる(笑)ので、器械体操が向いているかもと感じたためだ。

今までは「空手、辛いんじゃないの?無理して続けなくてもいいんだよ」と何度聞いても「いや、辞めない」と言い張っていたのだが、体操教室の体験レッスンに数回通ったところ、予想外に上達したのが嬉しかったらしい。「体操、もっとやりたい」と心が動いたようだった。

まだ始めて1ヶ月しか経っていないが、早速コツを掴んだらしく、それまでできなかった跳び箱も倒立も、あっさりできるようになった。
まあ、体操だって楽しいばかりじゃないだろうし、そのうち壁にぶち当たる時が来るだろうけど、今度は周りに影響されず、自分の力で乗り切ってほしいなあ016.gif
そして、「自分はコレだけは誰にも負けない」という自信を、どんな事でもいいから持ってほしい。

1月からは、2人がそれぞれ別の環境でスタートする。
すずもりょうも、自分の道を極められるように頑張れ!
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# by suzuryo0917 | 2010-12-28 13:28 | 双子ネタ

初めての交流試合

週末、久しぶりに空手の試合があった。
試合といっても県大会のような大きなものではなくて、同じ支部(市内)の3つの道場に通う道場生同士で試合を行う、交流試合だ。
県大会では、同じ支部の道場生が試合をしていると、コートの周りを囲んで仲間として皆で応援するが、この日はその仲間が対戦相手となる。

交流試合は基本的に全員参加なので、我が家の2人も参加。
春には、試合が怖くて空手を辞めたいと言っていたりょう。今回も最初「ちょっと怖い・・・」と渋っていたが、「いつもみたいな大きな大会じゃないんだし、練習試合だと思ってやってみればいいよ」と説得した。

ちなみに、我が家が交流試合に参加するのは初めて。というか、支部内交流試合が行われること自体、数年ぶりなのだ。
なのでママも、実は勝手がよく分からないのだけど023.gif

初めての交流試合_c0048142_1333301.jpgりょうは「小学3年男子の部」のトーナメントにエントリーされていた。年齢ごとにまとまってトーナメントが組まれるのだが、この「小学3年男子の部」は8人いて、他の組よりも人数が多かった。
優勝するには3勝しなければならない。

一方、すずは「小学3・4年女子の部」。こちらはエントリーが2人しかおらず、1勝すると即、優勝。負けても準優勝012.gif
気分的にはすずの方がラクだが、1試合しかできないのはちょっともったいない気もする。せっかくの交流試合だから、練習の意味でもう2試合くらい体験できればいいんだけど。

まぁ、りょうも初戦で負けてしまえばそれっきりなので、いつまでたっても実戦に慣れないんだけどさ。
もっと実戦の経験を積んで、場の雰囲気にも技術的にも慣れることができればいいんだけどなぁ。
勝たなきゃ先に進めないから、実戦でのコツが掴めない。でもその「勝つ」ことがなかなか難しい。
どうすりゃいいのか・・・050.gif

それはともかくとして、先に出番が来たのはりょうだった。りょうの対戦相手は、いつも道場で一緒に練習しているお友達。
いつもやる気満々で一生懸命練習している子なので、りょうがどこまで持ち堪えられるか、彼を励ましながらも正直不安だった。前回みたいに一蹴りで秒殺されないといいけど008.gif

だがこちらの心配に反し、りょうは今までになく頑張った。
試合開始の声がかかっても、今までは足がすくんで突っ立っている状態だったけど、今回は自ら前に突進していった。
力はまだ弱いけど自分なりに技も出そうとしていたし、相手の技もちゃんとガードできていて、技ありを取られることもなかった。結果、1分半の試合を最後まで戦いきったのだ。
毎回、技あり一本で負けてしまうりょうにとって、これは大きな進歩だった。

5人の審判による判定に持ち込まれた勝負は、相手3、引き分け2で、お友達の勝利となった。
負けてしまったし、りょうに上がった旗は1本もなかったけど、引き分けと判定した審判が2人いたということは、りょうもそれなりに、互角と見せられる試合をしていたということだろう。
春から実戦基礎の練習を1日増やして、週3日通ってきた成果がちゃんと出たのだと、パパもママも感じた。

そうは言っても、りょうは戻ってきて、しばらく泣いていた。今までとは違う手応えを感じたからこそ余計に悔しかったのか、「これだけやってもやっぱり負けるのか」と落ち込んだのか。彼にとって、一勝はまだまだ遠い。
でも今回の負けは、いつものと同じ負けじゃない。前回はあっという間に試合が終わってしまって、泣くだけの余韻もなかったくらいなんだから(笑)。

「あんなんでよかったのかな、負けちゃったけど007.gif」と何度も言うので、「前より全然良かったよ!絶対に次につながるから、自信持って、次はどうすればいいか考えよう049.gif」と、こちらも何度も励ました。

その後かなりの時間が経って、すずの出番が来た。こちらは初戦だけど、「小学3・4年女子の部」の決勝戦(笑)でもあるので、試合開始時間が遅めに設定されているのだ。
相手は他の道場の女の子。すずは顔を見知っているらしいが、ママは初めて見る女の子だった。

すずも緊張はしていたようだが、「自分は前に一度勝ってる」という自信からか、なんとなく落ち着きすら感じられた。
勝ってるといってももう半年以上前のことなのに、やはり1勝するというのは、精神的にこれだけの違いを生むものなのか

試合でも、結構積極的に攻めていた。ただ、技がなかなか決まらない(本人は技を出しているつもりなのだろうが、決定打がなく分かりづらい)のと、スタミナが足りないのが、見ていてよく分かった。
1分を過ぎると足が全く前に出なくなり、手の動きも鈍ってきた。最初に勢いがあっただけに、そのギャップは目立ち過ぎた。結局、こちらも判定に。

すず3、相手1、引き分け1でなんとか勝つことができた。が、課題も見える勝ちとなった。
とにかく技ありを取れるようにしないとダメだ。それに、1分半動き続けられるだけの体力をつけなきゃ。

今回の判定が仮に、すず2、相手1、引き分け2だった場合、延長戦となるのだ。どちらかに旗が3本上がらないと、勝敗は決まらないのである。延長戦になっていたら、すずが勝てたかどうかはかなりアヤしい。
本人もそれは分かっていたようで、「延長になってたら負けてたかも」と言っていた。勝てば勝ったで、求められることも高度になるし、勝ち続けることも難しくなっていく。

初めての交流試合_c0048142_1334744.jpgそれでも、すずは一応優勝。賞状と賞品を貰い、スタッフの大人達から高々と胴上げされるというスペシャルプレゼント(笑)までいただいた。
生まれて初めての胴上げは「ちょっと怖かった」と言いながらも、やっぱり嬉しそう。

りょうはそれを見て、また涙007.gif
同じ一戦で、かたや優勝、かたや初戦負け。母親からすると、この違いはさすがにちょっと酷だった。りょうもりょうなりに、成長していたのが見えただけに、ね002.gif
常に周囲から「頑張れ、頑張れ」と言われ続けてしまうけど、彼は彼のペースでちゃんと頑張っているのだ。

でも、これが勝負事というものなんだから、しょうがない。
りょうにはこれに腐らず、今回出来たことに自信を持ってほしいなあ。諦めないでコツコツ続ければ、きっと先が見えると信じたい。
すずは逆に自信をつけたようだから、それに慢心せず、どんどん技を身につけて実戦で活かしてほしい。今のままじゃ、勝ち続けるのは厳しいだろうし。

交流試合は、普段仲良くしているお友達と対戦することになるから、多少気まずいことも正直ある。
それでも、こういった練習の場はやっぱり大切だし、もっともっと増えるといいなぁと実感した。
ママのやってるブラスバンドの演奏でもそうだけど、場馴れすることって、どんな本番でもとても重要。
何度も経験を積んで皆で鍛錬することが、きっと支部全体のレベルアップにもつながっていくはずだ047.gif

やっぱり、参加してよかった043.gif

# by suzuryo0917 | 2010-10-26 13:58 | 我が家のイベント

9歳&10周年

我が家の9月は、子供達の誕生日、運動会、結婚記念日とイベントが続く。
イベントったって、結婚記念日なんかは毎年なにかやるってわけじゃないけれど。

ただ、今年はちょっといつもと違う。結婚10周年だった。
子供達も、今年で9歳。一ケタの年齢もこの1年で終わりを告げる。
毎年思うけど、早いもんだなあ。

9歳&10周年_c0048142_19363920.jpg誕生日は平日だったので、2人のリクエストだったオムライスを作り、事前に予約したケーキでお祝い。
今までは、有無を言わせず毎年ショートケーキだった。
2人に「今年はどんなケーキがいい?」と聞いたところ、すずは「イチゴが載ってるからショートケーキがいい」、りょうは「いつもショートケーキだから、たまにはチョコレートケーキがいい」。いつもの如く、意見は真っ二つに割れた009.gif

ならば、間をとって「イチゴの載ったチョコレートケーキ」にしよう!ということになったのだが、これがなかなか見つからない。クリスマス時期でもないし、お店で用意されているバースデーケーキって、オーソドックスなショートケーキが多いのね008.gif
3~4店舗探し回って、やっと見つけた。2段構えのケーキで見た目はゴージャスだが、お値段は案外手頃。いいのが見つかってよかった024.gif

お店に売っていたマカロンが色とりどりで綺麗だったので、色違いを4色分だけ追加購入。ケーキに飾りつけてみた。
シックなチョコレートケーキが、少しだけ明るくなりました。ケーキもマカロンも美味しかった053.gif

「プレートに書くお名前は何にしますか?」と聞かれたので「2人いるんですけど」と答えたところ、プレートが小さくて1枚に2人書ききれない・・・050.gif
店員に頼んで、プレートを2枚にしてもらい、1人ずつ名前を書いてもらった。これならプレートを食べる時も、半分に分けなくて済む。ラッキー060.gif

9歳&10周年_c0048142_19401347.jpgそして月末は、結婚記念日。
「10周年は、舞浜に泊まれるといいね」と以前から話していた。10年前に舞浜のヒルトンで挙式をしたので、挙式したホテルに家族で宿泊したいと考えていたのだ。
運よく、運動会の代休がちょうど月末の月曜日に重なったので、日曜日に宿泊予約を入れておいた。日-月の1泊2日なら、舞浜も少しは空いてるかな~と。

土曜日に行われるはずだった運動会が雨で1日延期され、「運動会がこれ以上延期されたら、ホテルもキャンセルしなきゃ057.gif。キャンセル料取られちゃうよ~013.gif」と焦ったが、日曜日が晴れてくれたおかげで無事開催。
運動会終了後、後片付けもそこそこに舞浜へ直行した。

10年ぶりのヒルトン東京ベイ。ディズニーランドのついでにちょっと立ち寄ってみることは1~2度あったが、宿泊はまさに挙式の日以来だった。
子供達も大きくなり、さすがにツインルームで添い寝というのも厳しい(笑)。今回は、ハッピーマジックルームというファミリー向けの客室を予約してみた。

9歳&10周年_c0048142_1941145.jpg部屋全体に植物や動物などが描かれ、絵本の中に迷い込んだような感覚になる部屋だ。
実際、ベッドサイドに絵本が置かれていて、その絵本の内容を手掛かりに部屋の中を探検すると、いくつかの仕掛けを見つけることができる。すずもりょうも面白がって、部屋中をウロウロ探し回っていた。

ベッドも4つ並んでいる。ベッド同士がくっついているので、隙間に落ちることもない(すずは窓際の端のベッドに寝たせいで、明け方は床に落っこちたらしいが(笑))。
こんな部屋、10年前はなかったなぁ。やっぱり10年も経つと、ホテルも変わるんだな039.gif

ハッピーマジックルームのあるフロアは、エレベーターホールにも夢がある。
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変わっていたのは客室だけではなかった。
レストランも、昔あった日本料理屋や、二次会をやってもらった最上階のバーはなくなり、ビュッフェスタイルのレストランが増えていた。おまけに、コンビニやスターバックスまで揃っていて、リゾートホテルなんだかビジネスホテルなんだか、よく分かんない感じ008.gif

まぁ舞浜はコンビニも少ないし、ホテルのルームサービスはいちいち高いから、家族連れにとっては有難いことなんだけど。
昔、何度も通った場所がすっかり様変わりしているのいうのは、なんとなく寂しい。

9歳&10周年_c0048142_19414982.jpgでも、ずっと変わっていない所もあった。
宴会場のフロアに行ってみたら、たまたまブライダルフェアをやっており、披露宴をイメージした会場として、自分達が披露宴をした会場が飾り付けられていた。
それが、10年前とほとんど変わらない飾り付け!照明の具合といい、花の飾られ方といい、自分達の披露宴を彷彿とさせるものだったのだ。
年々マイナーチェンジはしているのだろうけど、基本スタイルが10年間も変わってないってことは、それなりに人気のある披露宴プランなのかしら。

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このホテルの披露宴は、円卓がない。というか、あるにはあるのだけど、「1卓に何人がけ」という決まりがない。
「このテーブルは大学時代の友人で8人、このテーブルは母方の親戚で10人、このテーブルは幼なじみで2人」といったように、自分達の好きなようにテーブルコーディネートができる。だから、会場内に円卓があったり長テーブルがあったり、様々なのだ。
その自由さと、会場全体のムーディーな雰囲気が2人とも気に入って、このホテルに決めたのだけど、その路線が今でも変わっていないというのは正直嬉しかった。

嬉しくなって会場内で何枚も写真を撮り、そのまま控室や衣装室などを覗いて、チャペルへ。
中を覗いて足を踏み入れようとすると、控室から聖歌隊の衣装を着た女性が出てきた。
女性は不審そうな顔で「見学ですか?」。そりゃそうだろう、明らかに独身カップルじゃないし(笑)、子供は連れてるし。

9歳&10周年_c0048142_19425719.jpg「実はちょうど10年前にこちらで挙式をして、今回結婚記念日で宿泊するので、子供達に式場を見せたいと思いまして」と事情を話すと、女性は嬉しそうに「そうなんですか!私も10年前からここで働いてますので、もしかしたら立ち会わせていただいたかもしれませんね」と言ってくれた。

チャペルの方も、昔と全く変わっていなかった。ちょっと狭いけど、大理石の白が清々しいチャペルだ。リニューアルされてなくてよかった012.gif
「お父さんとお母さんは、10年前にここで結婚式をしたんだよ」と言うと、すずもりょうも「ふぅん・・・」と呟いて神妙に眺めていた。記念に4人の写真を撮ってもらい、チャペルを後にした。

りょうは何を感じたのか、その後しばらくの間「お父さんとお母さんが結婚して、すっちゃんとりょうくんが生まれたんだね。産んでくれてありがとう007.gif」と言いながらメソメソ泣きだして、フォローするのがちょっと大変だった。
感動してくれるのは有難いんだけど、こうやって一度しんみりテンションに陥ると、元のテンションに戻すのが一苦労なのだ、彼の場合は014.gif

ブライダルフェアということもあって、宴会場フロアでは何組ものカップルが見学や打合せをしていた。10年前を懐かしく思い出しながら、彼らを眺めつつブラブラと歩いた。
あの頃は自分も、会社帰りや休日も毎週のようにここに来て、打合せしたっけなー。当日は朝から忙しかったけど楽しかったし、これから始まる生活にワクワクしてたよなあ。
チャペルでも、2人で宣誓とかしたんだったよなあ。

あれから10年が経った。現実はいろいろと厳しいけれど、あの頃の気持ちを忘れず、これからも2人で頑張っていこう。自分達のためにも、子供達のためにも。
今回の宿泊は、そんな初心を思い出すいい機会となった。

余談だが、このプチ旅行の費用は、全てパパの負担。スイートテンダイヤモンド代わりのプレゼントだそうだ。
パパ、ありがとう016.gif

翌日は冷たい雨の1日だった。
パパとママはヒルトンに泊まることが目的だったので、翌日はそのまま帰ってもよかったのだが、子供達にしてみればそうはいかない。彼らにとって、「舞浜=ディズニー」なんだから015.gif
せっかくなので、ハロウィンイベント真っ最中のディズニーランドへ行ってきた。

9歳&10周年_c0048142_19443447.jpg他にも振替休日の学校が多かったのか、雨の平日のくせに、休日ばりの混み具合だった(パーク内で小学校のお友達に出くわしたのには驚いた)。

傘とレインコート程度しか用意しておらず、子供達の靴の中に雨が侵入してしまい、長靴まで買うはめになってしまったが、アトラクションにはそこそこ乗れたし、それなりに楽しめた。パレードは中止だったけど、花火もなんとか上がってくれて綺麗に見られたし。
今回はディズニーはメインじゃなかったから、こんなもんで上々かな011.gif

今度、ヒルトンに来れるのはいつかなあ。4人で泊まるのは、これが最初で最後かもしれない。
思春期になったら、子供達は付いてこない可能性も高いし。寂しいけど。
「次の10年後のヒルトンは、すずとりょうがプレゼントしてくれないかねー」なんて、パパとニヤニヤしながら話している037.gif

# by suzuryo0917 | 2010-10-08 19:54 | 我が家のイベント